『フーテン専務の投信紀行』 〜さらば等々力渓谷〜
何事にも飽きっぽい小生の性格をよく知る友人から、「今の会社、もう9年もいるの。来年あたりに辞めるんじゃないの〜」と鋭い(?)指摘。
あいにく会社は辞めませんが、この度、住み慣れた世田谷の等々力から10年ぶりに引っ越すことになりました。
哲学者の西田幾太郎が思索に耽りながら哲学の路を逍遥したように、小生は日本の投資信託のあるべき将来像に思いをめぐらせながら(?)等々力渓谷沿いの遊歩道をよく散歩したものです。
等々力不動での耳につく夏の蝉時雨、誰もいない深々とした雪景色の散策路は、まるで『名所江戸百景』の版画絵を見るかのように、江戸の世界へとタイムスリップさせてくれました。
そんな渓谷近くの拙庵で書き上げた『投資信託 超活用術』(青春出版社)が、12月4日、書店に並ぶことになりました(なーんだ、結局宣伝かよって!)。
この本は、前著『ダマされたくない人の資産運用術』の続編的な位置付けなのですが、極力文章量を減らし図解を多用したのが特徴です。
昨今のサブプライム問題で大荒れのマーケットの時にこそ、本書で示されているような市場に振り回されない自律的な運用手法をお勧めしたい気持ちで書き上げました。
また、「あなたに合った“投資信託”商品リスト付」と表紙にありますように、決して理論や理屈だけに留まることなく、誰でも具体的なポートフォリオ構築が可能になっています。
「この地を離れたくなーい」と叫ぶ妻の反対に対して半年かけての説得でしたが、今回ばかりは、ライフスタイルを含めてあらゆる環境を一新したくなった私の我儘を通させてもらう引越となりました。
新たな転居先は高輪となりますが、此地も『名所江戸百景』によれば品川の海が間近に迫り、南には桜が名所の御殿山、そして北には忠臣蔵で有名な泉岳寺、…と江戸文化愛好家である私にとっては、(しばらくは)飽きの来ない毎日がくることでしょう。
- by NISCO
- at 07/11/30 18:01
